週刊新潮「化粧品と肌ダメージの商品リスト!」に反論

自称「美容スクープを連発する美容医療アナリスト」の宮田哲朗です。。。

9月27日号と、10月4日号の「週刊新潮」に、またまた化粧品を叩く様な記事が掲載されていました。(連続しての特集記事です。)

「化粧品と肌ダメージの商品リスト!」

という特集です。

ざっくり言いますと・・・

①洗浄作用のある「界面活性剤」の量や質によって、肌ダメージに繋がる可能性があり、お肌を洗い過ぎるのは良くない。

②化粧水に配合されている水性成分の種類によって敏感肌、普通肌、強靭肌に対してお勧めの成分がある。

などが書かれています。
(突っ込みどころ満載の記事ですが・・・)

その記事の中で、大手化粧品会社が販売している、
・クレンジング
・洗顔料
・化粧水
の「商品リスト」が掲載されています。

この「商品リスト」には、
・社名
・ブランド名
・商品名
・界面活性剤
・上位成分(水性成分)
・価格
などが載っています。

そこで今回も週刊新潮に反論をしたいと思います!

そもそも、特集の題名に「肌ダメージ」の商品リストと書かれている上で、大手化粧品会社が販売している「商品リスト」を載せると読者はどう思うでしょうか?

「商品リスト」に載っている化粧品は「肌ダメージ」があるので、買うのをやめようと思うはずです!

僕は大手化粧品会社を擁護する訳ではありませんが、
この「商品リスト」に載っている製品でも良いものは沢山ありました!

わざと特集の題名に「肌ダメージ」の商品リストと書いておき、大手化粧品会社の「商品リスト」を掲載することは、意図的に大手化粧品会社の製品を貶めているとしか思えません。

と・・・。
ちょっと熱くなってしまいましたが・・・あせる

僕がお伝えしたい事は、人のお肌には「様々なタイプ」があるという事です。
(当たり前ですが・・・)

今回、週刊新潮に掲載された、
・クレンジング
・洗顔料
・化粧水
という商品も
・メイクの種類
・メイクの方法
・肌タイプ
・肌のお悩み
などによってお勧めの商品は変わってきます!

(メイクという外的要因と、肌という内的要因を考慮して商品選びをすべきです。)

例えば、
落ちにくい油性のメイクをしている方には、クレンジングオイルの様な洗浄力の強いクレンジングがお勧めですし、
薄づきの水性のメイクをしている方には、クレンジングジェルやクリームでも十分だと思います。
(あくまでも参考例ですので、一概には言えません)

また、化粧水でも有効成分との相性や、好みの使用感によってお勧めの商品は変わります。

という事で・・・

一概に、
「この化粧品はお勧め!」

とか、

「この化粧品はダメ!」
という事は言えないです。

今回の週刊新潮の記事の様に、読者のメイク方法や肌タイプなどを全く考えずに、「商品リスト」だけを掲載するのは本当にナンセンスです!

当然ながら、お客様(読者)のメイク方法やメイクの種類、肌タイプ、お悩みなどを聞いた上で化粧品を提案する事が、本当にお客様(読者)の事を考えていると言えます。

だからこそ、エステティックサロンやクリニックなどでの「対面販売」は重要だと考えます!