自称「プロになってからが学び」の伝承者宮田哲朗です。。。
さて、
今さら紫外線の話?
と思われるかもしれませんが、復習と思って読んでいただければ幸いです。
紫外線はシミ(日焼け)にとって大敵なのは周知の通りですが、
・シワ
・たるみ
・ニキビ
・毛穴
など、肌トラブル全てに紫外線が関係あります!
紫外線は大きく、「UV−B」と「UV−A」に分けられます。
UV−Bは波長が短く(280〜320nm)どちらかと言うと、お肌の「表皮」に影響を及ぼします。
このUV−Bがシミ(日焼け)の原因になるのは有名ですが、それだけではなく、「ニキビ」や「毛穴」の原因にもなります。
UV−Bは、皮脂をつくる「皮脂腺細胞」という部分を刺激して、「過剰な皮脂」を作ってしまいます。
そして、過剰な皮脂に「アクネ菌」が集まり、炎症を引き起こしてニキビになってしまいます。
また、UV−Bは皮脂を「酸化」させて黒くしてしまいます。
これが毛穴に詰まった状態だと、毛穴が黒く目立ってしまいます。
つまりUV−Bは、
・シミ
・ニキビ
・毛穴
の原因になってしまいます!
UV−Aは波長が長く(320〜400nm)どちらかと言うと、お肌の「真皮」に影響を及ぼします。
このUV−Aは真皮に存在するコラーゲンやエラスチンなどの「構造を破壊」してしまいます。
真皮の構造が崩れてしまうと、皮膚の重みを支えきれずに、その部分が凹んだり、下にずり落ちてしまいます。
つまりUV−Aは、
・シワ
・たるみ
の原因になってしまいます!
以上のことから、紫外線は「全ての肌トラブルの原因」になってしまう事をご理解いただけたかと思います。
ただ・・・
紫外線には「良い働き」もあります。
それは、皮膚を殺菌したり、体内でのビタミンDの合成を促して骨を強くしたりしてくれます。
全く紫外線に当たらないのも良くありませんので、「朝に数分だけ」浴びましょう。
紫外線は、嫌われ者ではありますが、少しだけ良い働きもしてくれるのですね!
僕みたい・・・😭
まとめますと、
紫外線は朝に数分だけ浴びるのはOKですが、全ての肌トラブルの原因になります!
ですので、これからの時期は「日傘」や「日焼け止め」でしっかりと紫外線をカットしましょう!
そして、ここからは「日焼け止め」の選び方をお伝えさせていただきます。
多くの方は日焼け止めを「SPF」や「PA」の表示を確認して選ばれると思います。
これは正しい事ですが、化粧品を製造している立場から言わせていただくと、もっと大切な確認事項があります。
それは・・・
化粧品のパッケージに記載されている「全成分表示」を見て、「美白の機能性成分」が配合されているのか?を確認して下さい!
ということです。
日焼け止めの製造方法は、基礎化粧品で言うところの「乳液」の中に「紫外線吸収剤」や「紫外線散乱剤」を入れて作ります。
乳液を購入される際には、「機能性成分」を確認して購入する方は多いのですが、日焼け止めは「SPF」と「PA」そして「コマーシャル」だけを見て購入される方が多いです。
日焼け止めも乳液を選ぶつもりで、必ず「美白の機能性成分」が配合されているのかを確認して下さい。
全成分表示を見て、以下の成分が配合されているものがお勧めです!
【美白の機能性成分】
・カモミラET
・t−AMCHA(t−シクロアミノ酸誘導体)
・トラネキサム酸
・エラグ酸
・アルブチン
・ルシノール
・リノール酸
・油溶性甘草エキス
・ハイドロキノン
・ビタミンC誘導体
・デクスパンテノールW
・プラセンタエキス
日焼け止めの「紫外線吸収剤」や「紫外線散乱剤」で紫外線をカットしながら、更に上記の美白の機能性成分でシミ(日焼け)を防ぐことが出来れば、日焼け止め1本で、ダブルの美白に繋がりますよね!
あっ・・・💦
他社の日焼け止めに配合されている成分も書いてしまった・・・
また他社さんの宣伝をしてしまいました😅