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エビデンス・研究資料「コラーゲンとコラーゲンペプチドの基礎」20240701

【要約】
●コラーゲンは、身体の細胞や組織をつなげる、支える、外との境界を作る役割があり、身体になくてはならないものである。

●コラーゲンは、コラーゲンペプチドの状態で吸収され、細胞にシグナルを送り活性化させることでコラーゲンを作り出していると考えられている。

● コラーゲンペプチドを1日5g、4週間以上続けると肌の水分量が増加し、弾力性も向上するというデータが得られている。


※エビデンスを最優先に考えるUTPでは、医学論文や研究資料、学術情報などをもとに、美容と健康に関する信頼性の高い情報をご紹介しています。掲載内容は研究・文献に基づく情報であり、商品開発や情報提供の参考資料として活用しています。


コラーゲンとコラーゲンペプチドの基礎

☆コラーゲンの基礎知識
コラーゲンはタンパク質の一種で、体のタンパク質のうち約30%をコラーゲンが占めています。

体の中で最もコラーゲンを多く含む組織が皮膚です。全体の40%を占めます。

そして次に多いのが骨と軟骨で10~20%になります。骨は主にカルシウムからできていると思われがちですが、実は土台はコラーゲンで骨のタンパク質の90%はコラーゲンからできています。コラーゲンは体の細胞や組織をつなげる、支える、外との境界を作る役割があり、体になくてはならないものです。
(PDF:図参照)

コラーゲンは年齢とともに減少し、骨格や筋肉が作られる20代をピークとして40代にはそのおよそ半分にまで減少してしまうと言われています。

そしてコラーゲンは存在部位によって構造が異なっていて、29種類あることがわかっています(PDF:図3)。体内に最も多く存在するのは、皮膚や骨の主成分であるⅠ型コラーゲンです。

コラーゲンの大きな特徴は3本の鎖がコイルのように巻いている3重らせん構造であることです。この鎖はアミノ酸がつながってできていて、その配列にはコラーゲン独自の特徴があります。コラーゲンのアミノ酸配列はグリシンに他のアミノ酸が2個くっつく(X、Y)形が最小単位となっており、これが数珠つなぎになってコラーゲン分子が構成されています(PDF:左図より)

☆コラーゲンの吸収過程
コラーゲンはそのままの状態で吸収されるわけではなく、コラーゲンペプチドの状態で吸収されます。

ペプチドというのはアミノ酸が数個つながったものを言い、2つであればジペプチド、3つであればトリペプチドと呼びます。

これまでタンパク質は胃ですべてバラバラのアミノ酸に分解されて吸収されると考えられていましたが、実際にコラーゲンを摂取した人の血液を採取して調べてみると、食べたコラーゲンはジペプチド、トリペプチドの状態で体内に存在していることがわかりました。

吸収されたコラーゲンペプチドはそのままコラーゲンの材料になると考えてしまいそうですが、実際は違うと言われています。

コラーゲンペプチドは吸収されると体内で何かしらのシグナルを細胞に送って、そのシグナルを受け取った細胞を活性化させていると考えられています。

つまりコラーゲンペプチド自体が材料になるわけではなく、シグナルを発して新しいコラーゲンを作らせるよう働いているということです。
(PDF:図参照)

☆コラーゲンペプチドの摂取量とその効果
最近の研究では、コラーゲンペプチドを1日5g、4週間以上続けると肌の水分量が増加し、弾力性も向上するというデータが得られています。

体内に取り込まれたコラーゲンペプチドは血流に乗って真皮組織にも届けられますが、真皮の線維芽細胞にシグナルを送り、古くなったコラーゲンやエラスチンを分解して、新たな組織を作る「肌の再生」を促進していることがわかっています。

★総括★
コラーゲンは私たちの体の細胞や組織をつなげる、支える、外からの境界を作るために必要不可欠な成分です。
コラーゲンはコラーゲンペプチドの状態で吸収され、細胞にシグナルを送り活性化させることでコラーゲンを作り出していると考えられています。

参考資料:日本ゼラチン・コラーゲンペプチド工業組合「コラーゲンからコラーゲンペプチドへ」より抜粋
コラーゲンペプチド・ファクトブック (gmj.or.jp)

製作日:2024.07.01
監修:株式会社UTP 研究室


エビデンス・研究資料
「コラーゲンとコラーゲンペプチドの基礎」PDF

詳しくは、PDFをご参照ください。


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