【要約】
●Ⅰ型アレルギーの発生は、「感作」反応と、「誘発」反応の二段階
●ブタプラセンタエキスを添加した群で、脱顆粒している肥満細胞の数が優位に減っていることが判明
●ブタプラセンタエキスには、肥満細胞の脱顆粒抑制作用およびそれに基づく掻痒(そうよう)の抑制作用がある
※エビデンスを最優先に考えるUTPでは、医学論文や研究資料、学術情報などをもとに、美容と健康に関する信頼性の高い情報をご紹介しています。掲載内容は研究・文献に基づく情報であり、商品開発や情報提供の参考資料として活用しています。
プラセンタエキスの血圧降下作用について
☆血圧が上がるメカニズム
私たちの体は運動をすると全身の筋肉が酸素を消費するため、酸素を届けようと血圧を上げて血流の流れが速くなります。血圧は体の様々な状況に応じて上昇したり、下降したりしています。
血圧が低下すると、肝臓から出ているアンギオテンシノーゲンという物質がアンギオテンシンⅡになり、血圧を上げる指令を出します。このアンギオテンシンⅡができる過程でACEと呼ばれる酵素が反応に関わっています。(PDF参照)
☆血圧を下げる薬について
高血圧症の治療薬である降圧剤と呼ばれる薬の中には、ACE阻害薬と呼ばれる薬(カプトプリルなど)があります。文字通りACEの働きをブロックし、血圧を上げる指令を出すアンギオテンシンⅡを作らないようにすることで血圧を下げる効果があります。
☆プラセンタエキスのACE阻害活性について
降圧剤のカプトプリルとブタプラセンタエキスのACE阻害活性を比較測定した研究があります。
結果はブタプラセンタエキスもカプトプリルと同じくACE阻害活性を有するというものでした。これまでにも天然のオリゴペプチドやタンパク質の分解物から多数のACE阻害作用のあるオリゴペプチドの存在が確認されています。
ブタプラセンタエキスも酵素分解を行っていることから、これまで知られた多くのACE阻害物質のようにオリゴペプチドがACE阻害活性を引き起こしている可能性が高いと言われています。ペプチドの同定はまだできておらず今後の課題とされているようです。
★総括★
ブタプラセンタエキスにはACE阻害活性により血圧を下げる作用があり、その作用はオリゴペプチドによるものである可能性が高いと考えられています。
参考文献:Masahiko Tebakari, Makiko Matsui, Fumiya Asukabe, Michihiko Kumagai. ブタプラセンタエキスのアンギオテンシンⅠ変換酵素(ACE)阻害活性. 日本補完代替医療学会誌. 2009; 6(1): 35-38
製作日:2023.12.08
監修:株式会社UTP 研究室
エビデンス・研究資料
「プラセンタエキスの血圧降下作用について」PDF
詳しくは、PDFをご参照ください。
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