【この記事で学べること】
●季節の変わり目の寒暖差が、角層の形成や肌のうるおいに影響する仕組み
●肌への刺激、炎症、神経とメラノサイトの関係について研究で分かっていること
●秋のシミ対策で意識したい、バリアケアと肌荒れを防ぐ成分の選び方
社内で「色白ほうれい線ジジイ」というあだ名で呼ばれていますが、少し日焼けしてしまったので、ただの「ほうれい線ジジイ」になった宮田哲朗です。
今回は、夏は紫外線量が多いのでシミになりやすいのは当然ですが、実は「夏が終わった後の方がシミができる」というお話をさせていただきます。

✔️寒暖差でシミになる
夏が終わり、これからの時期は寒暖差が激しくなります。
この「寒暖差」がシミの原因の1つということはご存知でしょうか?
寒暖差によって、元々お肌に存在する「カスパーゼ」という酵素が減少してしまいます。
カスパーゼは、お肌のバリア機能である「角質層」の形成や、天然保湿因子に関与している酵素なので、減少することで肌荒れを引き起こします。
(だから、季節の変わり目は肌荒れしやすい)
そのことでバリア機能が弱まり、炎症が起こりやすくなってしまい、シミの元を作る「メラノサイト」が刺激を受けて、たくさんメラニンが作られるのです!
(メラニンは炎症がきっかけで作られます)
だから、寒暖差はシミになるという訳です。
✔️シミには神経も関係している
季節の変わり目は肌荒れしやすいですよね?
肌荒れによってバリア機能が弱くなると、黄砂、花粉、PM2.5などの「異物」が体内に侵入しやすくなります。
その異物を倒すために、免疫細胞が働き「炎症」が起こると、赤みや「痒み」を引き起こし、その部分を掻いたり、擦ったりしてしまい、結果的に真皮の「神経」が伸びてきます。
伸びてきた神経とメラノサイトが接触すると、たくさんのメラニンが作られるのです!
(最新の皮膚理論では、メラノサイトと神経は深く関係しています)
だから、季節の変わり目はシミができやすいという訳です!
✔️この時期のシミを防ぐ方法
夏のシミ対策と、この時期(秋)のシミ対策は違うのです。
夏は、「美白成分」が配合された化粧品を使うのがお勧めですが、秋は「バリア機能を整える成分」と「炎症を抑える成分」がお勧めです。
なので、
- セラミド(バリア機能を整える)
- グリチルリチン酸2K(抗炎症)
- アラントイン(抗炎症)
などが配合された化粧品を使うように、お客様にご指導してください!
作成日:2026.10.00
Profile:宮田哲朗
株式会社UTP社長/2,000件以上のクリニックやエステティックサロンと接した経験から得た知識を基に化粧品やサプリメントのオリジナル商品を多数プロデュース、数々のヒット商品を手掛ける。医療業界、美容業界に化粧品やサプリメントの正しい知識や選び方などを題材とした講演活動を全国で行う。著書に、「プロのための美肌メソッド」(アートデイズ社)「美肌作りの3分ルール」(ダイヤモンド社)
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