【この記事で学べること】
●日本において「無添加化粧品」の定義はない
●化粧品成分のほとんどが石油系成分
●「無添加化粧品」にも石油系の成分は使われている場合がある!
今回は、「無添加化粧品の嘘」がバレてきたというお話を投稿します!
今後の化粧品業界、美容業界では必須の知識になりますので、必ず最後まで読んでください。
✔️無添加化粧品とは?
皆様、無添加化粧品と聞くとどんなものを想像しますか?
何となくお肌に優しいとか、敏感肌の人でも安心して使えるとか、いずれにしても良いイメージを持つ人が多いと思います。
では、どんな化粧品が無添加化粧品なのでしょうか?
実は、日本において無添加化粧品の定義はありません!!
化粧品を販売している会社が、「うちの化粧品は無添加です」と言えば、無添加化粧品になるのです。
つまり、何か特定の成分を配合しなければ無添加であるという訳ではなく、化粧品会社が勝手に決めているというのが現状です。
そんな無添加化粧品が、主に「悪者に仕立て上げてる」のが、『石油系の成分』です!
・石油系界面活性剤フリー
・石油系オイル無添加
などのキーワードを一度は目にしたことがあると思います。

この様に無添加化粧品は「石油系」の成分を悪者に仕立て上げて、その石油系の成分を配合していない(無添加にしている)化粧品のことを言う場合が殆どです。
✔️化粧品は大部分が石油からできている
中東情勢の影響で「ナフサ」が日本に入って来なくなり、日常生活に影響がでたり、日用品の価格が高騰したりしています。
(ナフサは石油から作られます)
実は、化粧品の「原料」も大部分はナフサから作られています!
具体的には、
・BGなどの保湿成分
・ワセリンなどの油性成分
・界面活性剤
・増粘剤(ゲル化剤)
・防腐剤
・紫外線吸収剤
など、クレンジング、洗顔、化粧水、クリーム、ジェル、日焼け止め、ファンデーションなどを作るために必須の成分たちは、石油から作られるナフサが原料なのです。
(これを知らない人が本当に多い)
つまり、化粧品成分のほとんどが石油系成分ということです!
✔️無添加化粧品にも石油系成分は配合されている
実は、無添加化粧品にも石油系の成分は使われています!
無添加化粧品の販売会社は、石油系の成分を悪者に仕立て上げているにも関わらず、普通に当たり前に石油系成分を配合した化粧品を販売しているのです。
何故なら、石油系の成分を使わないと化粧品を作ることができないからです。
では、何で無添加化粧品はこんな矛盾していることをするのでしょうか?
それは、
①そもそも化粧品成分の知識がない。
オイルや界面活性剤以外の成分も石油由来であることを知らない。
(これは化粧品会社失格です)
②知っているけど嘘をついている
化粧品を作る際には石油系成分は不可欠だと知っているけど、消費者を騙して販売している。
(これも化粧品会社失格です)
つまり、無添加化粧品は何となく優しいイメージをアピールしていますが、実際には消費者には全く優しくないのです。
✔️石油系成分の本当の話
中東情勢の影響で石油由来の「ナフサ」が注目を浴びるようになりました。
そして、無添加化粧品では値上げが続発しています。
何故なら、無添加化粧品には石油由来のナフサが原料になった石油系の成分が普通に使われており、石油の高騰による原価が上がっているからです。
これが無添加化粧品に石油系の成分が使われている一番の「証拠」です!
皆様は是非とも無添加化粧品というキーワードに惑わされることが無いように、化粧品をしっかりと選んでください。
最後に・・・
石油系成分は安全・安心なのでしょうか?
実は、石油系成分は化粧品成分の中で「最も安全で、最もお肌への刺激がない成分」なのです。
石油系成分がお肌に悪そうなイメージは、無添加化粧品を販売している会社が勝手に作り出したものなのです。
皆様には本当の情報を発信していただければと思います。
そして、現在はAIがどんどん発達していますので、消費者も化粧品成分のことを詳しく調べることが可能です。
ちょっと調べれば、石油系成分が安全・安心なことはすぐに分かりますよ!
作成日:2026.04.28
Profile:宮田哲朗
株式会社UTP社長/2,000件以上のクリニックやエステティックサロンと接した経験から得た知識を基に化粧品やサプリメントのオリジナル商品を多数プロデュース、数々のヒット商品を手掛ける。医療業界、美容業界に化粧品やサプリメントの正しい知識や選び方などを題材とした講演活動を全国で行う。著書に、「プロのための美肌メソッド」(アートデイズ社)「美肌作りの3分ルール」(ダイヤモンド社)



